県議会・第3回定例会が、21日開会し、提出された9月補正予算案のうち医療提供体制の強化などを中心とした316億5400万円の補正予算案が全会一致で可決されました。
定例会は21日から12月14日までの85日間の日程で行われます。今日の本会議では山本知事が総額490億8700万円の9月補正予算案など9議案を提案しました。
9月補正予算案は2つの議案に分けて提案され、このうち早期に議決が必要な医療提供体制の強化などを含む316億5400万円の補正予算案について審議が行われました。この補正予算案には専用病床や宿泊療養施設を確保するための費用や県央ワクチン接種センターの設置期間延長のための経費などが含まれています。各党会派の代表による質疑などに続いて採決が行われ全会一致で可決されました。
また、今日の常任委員会からペーパーレス化のためタブレットでの資料配布が導入されました。健康福祉常任委員会では予算案の説明資料が配布され委員はタブレットを見ながら質疑を行いました。ペーパーレス化は常任委員会で試験的に行われ今後は本会議でも活用できないか可能性を探っていくということです。